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ラベル / ソナチネより1楽章 / アナリーゼ(1)

同曲をアナリーゼをしました

印象に残る箇所は多数ある中、特に巧みな構成と感じる箇所を1つ選びました

再現部手前の箇所

 

ミ(E)保続音 / 属音として解釈するならイ短調

 

1つの和音につき音階が想定されている(1)(2)(3)

 

各音階を固有の色としてとらえている

 

内声半音階上昇で盛り上げた後に出てくる(3)の音階

緊張感のある(1)(2)の音階に比べ(3)の音階は開放的なキャラクターです

ある目標の形成に向かった後、頂点から溶けて崩れていく様な印象です

 

展開部〜再現部

徐々に高揚し頂点からの再現部への流れは素晴らしい

ラベルならではの冴えた筆致だと思います

提示部をさらいました

 

 

提示部

第1テーマは両手が重なる箇所があり弾きにくいです