幻想小曲集の第3曲です
1ページに収まる小品ながら音楽は深く繊細
夢見る様な音の連なりが素晴らしい
弾きごたえあります
シューマン なぜ?
おおまかに調性の流れを記します
右手が2声のデュエット
左手がバスと和音伴奏の2パート
冒頭モチーフを丁寧に処理しながら
感覚的な和声が同居しています
(★)
左手の属音(A♭)上のE♭7 / 分散和音
なんだか、小説を読み進めてページをめくると
元の場面に戻るかのような印象を持ちます
また映像的な印象も持ちます
多様なイメージを連想させる和音です