森の情景の第一曲です
森に足を踏み入れる期待感と、森の中での不安感が同居したような
心理描写を感じます
シューマンの調性の選択は、心の動きと関連していると思います
大まかな調性配分を記します
シューマンの無垢な音楽に接する度に心を打たれます
小さな形式の中に、創意工夫が見られます
柔和な和声の中に時折見せる大胆さ、絞り込んだモチーフ、慎重な声部の動き
これらが盛り込まれています
ベートーヴェン / 交響曲6番 (田園)
ブラームス / 交響曲2番
森への共感 / 畏怖、底流する音楽の質は同じだと思います