ショパンは祖国ポーランドの舞曲形式であるマズルカを
生涯かけて作曲しました
形式は多様で、三部形式、序奏付きや、凝った対位法を伴うなど
作曲時期ごとの作風の変遷を追うと興味が尽きません
いくつか弾いてみようと思います
初期作品の7-2は
心の繊細な動きを感じさせる音楽だと思います
主部は、両手に長い下降ラインがあり寂しげな表情です
若きショパン-青年の諦観の感情を想起します
中間部(イ長調-嬰ヘ短調)は対照的で動きを感じさせる音楽です
控えめで繊細な主部に比べ、旋律とリズムが明確です
ショパン マズルカ 7-2
左手の和声(けい留音を伴う)の響きに
耳を傾けながら演奏しました