学生の頃、この曲を和声分析した時は
曲の完成度の高さに圧倒されました
好きな作曲家の一人でしたが
ピアノ曲よりもオーケストラスコアを眺めることが多く
今まで弾くことは少なかったと思います
この機会に
いくつか弾いてみたいと思います
両手の音域が重複する場面がいくつかあります
60-61小節はそのままだと弾きにくかったので
両手のパートの一部を入れ替えました
ラベル / 水の戯れ
時間をかけて、精度を上げていきたいと思います
(展開部) / 和声考察メモ
ラベルの和声は付加音付きの和音や分数和音(ポリコード)など多用し
当時の音楽に新しい響きを加えました
水の戯れは、冒頭と最後の和音が
長7度を含んだ和音(メジャー7th)です
当時としては斬新な和声が耳新しかったと思います
一方、展開部は前時代 / ロマン派的な和声進行が目を引きます
この部分はリスト作曲と言われても違和感がありません
以下にコードネームを付け、示します
展開部(a)
展開部(b)