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ドビュッシー / 前奏曲集 2巻 より / オンディーヌ(水の精) / 弾いてみました

 

 

この曲は前奏曲集の中で特に好きな曲です

 

ラベル / (夜のギャスパール / 第一曲 オンディーヌ) 1908年

ドビュッシー / 前奏曲集(オンディーヌ)1909-1910年

 

ラベルの発表が1-2年早いですが

ドビュッシーがラベルの同曲を意識していたかどうかはわかりません

 

ラベルの(オンディーヌ)は

左手の息の長い旋律と和声の展開が中心になります

時間をかけて少しずつ色合いが変化していきます

 

ドビュッシーの(オンディーヌ)は

音楽が一箇所に留まらず、すぐに違う場面に移っていきます

複数のモチーフを軸にして展開していきます

冒頭、斬新な和声が印象的です

低音部の動き(Ⅴ→Ⅰ)は古典的で調性を維持しています

(ニ長調)

 

発想の自由さと確かな形式感を感じます

ドビュッシー / オンディーヌ(水の精)